REPORT
庭の計画のつづき 1
イメージスクラップをたくさん携えて敷地に行ってきました。
そこは居間や和室から眺めるというのではなくて、家の脇にある幅の広い通路といったところ。
庭木を植えたりしているものの実際はプロパンガスを裏に運ぶ以外は特に目的をもった使われ方はしていないという、ぼんやりとした景色なのでした。
それは追々として、ここでイメージスクラップを使ってどのような雰囲気が好みかを探って進めていきました。
様々なイメージからえり抜いて浮かび上がったのは「和」。
「日本庭園」ではなかったところがポイントです。ここで季節を感じたいとの依頼となりました。
また、敷地は
1.アプローチ部分とメイン部分に分けられる
2.それぞれの敷地形状は奥が狭い台形状
3.敷地外の景色へ視線が抜けてしまっている
という特徴を見つけました。
そして、まとまった設計案は職人さんではなく、依頼主である先生が時間をかけて自ら作っていくというのも大きなポイントです。
つづく。