REPORT

12分の1サイズの模型

お疲れ様です。
フロントマネージャーの佐藤です。

今日は約1ヶ月ぶりに艸の枕オフィスへ。

わたしが出社していない間に置いてある家具や小物がが増えたり、以前イベントで制作したものが置かれていたりと艸の枕らしさが更に増していました!
なんだか書斎のような、屋根裏部屋のような、秘密基地のような。。!それだけでワクワクしました。

そんな中でも感動したのが
『東京キネマ倶楽部の12分の1サイズ模型』

艸の枕が携わるプロジェクトでは
よく東京キネマ倶楽部が会場になるため
いつでもデザインを検討できるように
制作されています。

横幅2メートルほどにもなる大きな模型です。
なぜ12分の1サイズかというと、
ドールハウスがその規格だから小物などの材料などが手に入りやすいらしいのです。
そう聞いていたので、ドールハウスで使用する材料や小物みたいなものが使われているのかと思ったらそんなことはなくて。
1から全て作っていました。笑

例えば壁の凹凸感を出すために、缶のクッキーの中によくある蛇腹状の紙を使用したり、スピーカーに張ってある布を再現するのに洗濯ネットを切って貼り付けたり、、!
レンガの模様を作るのにスチレンボードと板を積み重ねたものを作って、そこの面に色を塗ってスタンプするというアイディアも。。
これに関しては、ドールハウスづくりの動画に出てきた手法をアレンジしたそうなのですが、
そもそもアレンジしたらレンガの模様になると気付けるのがすごいですよね。

誰も正解は持っていないものに、沢山の情報を組み合わせて自分の作業の中で答えを見つけていくという只石のアイディア力という名の積み重ねが、オリジナリティを生み出す源なのだなと感じます。

スタッフの有田は大阪Candyが完成し、最近はもっぱらこの模型を制作しているそう。
普段模型で使うことが滅多にないというアルミ板を曲げたり切ったり。初めてのことばかりで苦戦しつつも楽しんでいるように見えました。

どんどん鍛え上げられていっているので、次の有田担当プロジェクトも密かに楽しみにしています。