REPORT

エッジを立たせる

お疲れ様です、フロントマネージャーの佐藤です。

毎日いろんなプロジェクトが進んだり、変更になったものを修正したり。
そしてそれを元に打ち合わせをしたり。
日々の密度が高いせいか1ヶ月が半年くらいにも感じています。

ある日の朝、スタジオに着いたら既に只石が何かを制作していました。

何を作っているのかと思ったら、
先日『えんとつ町のプペル ダンスバージョン』MV撮影でつくった看板の1/12サイズのものでした。

キネマ倶楽部の模型にかけるために制作したようなのですが
ベニヤで形をつくって、ペンキやマーカーでデザインを描いて。
使う材料のせいか、本物がそのまま小さくなったようなリアルさでした。

そして、描いたデザインの縁を鉛筆で少しだけなぞっていたので、なぜそのようにしているのか聞いてみたところ、輪郭をしっかりとつけることでぼんやりしていたデザインがカチッと見えるようになるそう。
このようにエッジを立たせることが大事なんだと教えてもらいました。

どんなにいいデザインでもきちんと見えなければ意味がないし、伝わらなければ意味がなくて。
例え模型でも、自分が作るからには納得するように徹底的に工夫していく姿勢が見えました。

隙をなくして、ストレスなく楽しめるようにするにはこんなに細かい工夫がされているんですよね。

まさに神は細部に宿る、ですね。