REPORT

庭の計画

いつもなら、状況がどうだから、こうしたいという風に依頼を受ける。
では、それなら、こうしましょうかと応える。
すると、この部分はもう少しこうしたいとか、いろいろあって段々とカタチになっていくのである。

ところが、何年か自分でやってみたんだけど上手くいかなくて、見てもらえるかな?と庭の設計の依頼を受けた。
広さとか、お金とか、どうしたいとか、いろいろなことは、そこで話すからということだ。
学生時代の先生からの依頼なのである。

面白そうなので見に行くことにした。
見に行くにしたって、折角、声をかけてもらったのに手ぶらでは申し訳ないので、話の糸口になるようなものを準備した。
イメージスクラップの中から使えそうなものを選んでいる。イメージのパーツを、すり合わせて共有していく。

ひとつひとつ確認しながら積上げていく作業なのだ。