REPORT

わたしができる空間デザイン

お疲れ様です、フロントマネージャーの佐藤です。

「空間デザイン」ってなんだろうと改めて考えるタイミングがありました。
普段、ずっとそのことについて考えて、形にしている場所にいるはずなのに
改めて考えてみると話してこそわかることが沢山ありました。

そもそもどうしてこんな機会があったかと言いますと
先日、『只石空間設計教室』という、
20人限定で空間設計のこだわりなどについて解説するイベントがありました!

会場となった会議室ZIPは只石がつくりあげた空間の中でも絵本「えんとつ町のプペル」の世界観が色濃い空間で、その場所だけでも世界観が完成されているように思うんです。
このファンタジーな空間で、初めましての方が沢山の中でもみんなが和やかで明るい雰囲気でやりたいねと話していたのですが、蓋を開けたら終始ものすごい緊張感に包まれた、物音一つ立てられない雰囲気が出来上がったイベントとなったのです。

それだけ来てくださった方は真剣にお話しを聞いてくださっていたということだったのかもしれませんが、もっと和やかな雰囲気で楽しくできたらいいねと話していたので、なんでこうなってしまったのか、振り返ってみました。
そこで出てきたのが「人同士の交流が少なかった」ということです。

そこができて初めてあの空間は完成されたのかもしれないという話になった時に
「あ、そうか、只石さんがデザインした場所で、只石さんの話しを聞きに来ているけれど、それを目一杯楽しむための空間(雰囲気)は私がつくっていかなきゃ」
と改めて気が付きました。お客さん同士が交流しやすかったり、もっというと話してもいいんだ、という雰囲気作りはできたように思ったのです。

空間は場所や小物といった「物」だけでつくるものじゃないんだな、と実感した日でした。
わたしも自分ができる角度から、これからも素敵な空間をつくり続けたいです。