高校生の時、建築デザインという仕事を知り、当たり前のように美大の建築を志望した。

第一志望の学校ではなかったけど建築デザインの学部に進学して、卒業したら企業というより建築家の事務所にすすむものと思い、デザイン事務所に就職。

その事務所は建築ではなかったけど、建築を含めた景色をデザインしている事務所で、その後、個人住宅の設計を中心とする設計事務所に移り、一級建築士の資格は当たり前にとるものと思って建築士に。

建築士なら事務所をひらくなんて当たり前と思って13年前の2005年の今日10/10に「一級建築士事務所 艸の枕(くさのまくら)」を開きました。

よく考えたら、進学も就職も建築士も事務所開設も当たり前なわけないんだけど、いくつもの「そういうもの」という昔のボクの思い込みが、それらの実は大きな壁を超えさせてくれて、今のボクを支えてくれている。

14年目を迎える艸の枕は、たぶんまた何かの思い込みをしているんだけど、もっともっと大きな未来の自分を作っているんだと思います。
そしてなにより「お前なに言ってるの？」と否定せずにむしろ応援してくれたすべてのみんなに感謝します。

ありがとうございます。

どうか これからも暖かく見守り続けてください。