REPORT

庭の計画のつづき 2

事務所に戻り、敷地の状況、計画のリクエストなどの条件を整理しました。

そして、だいたいの条件を盛り込んだ、だいたいの模型をつくって検討しています。

敷地の特徴から生垣(茶色のクラフト紙で表現)でアプローチ部分とメイン部分に空間をわけて雰囲気もわけてみました。

模型はアプローチからメイン部分を見た様子です。右のほうからきて、90度曲がってメイン空間に入ることになります。
また敷地形状が奥のほうが狭くなっているので植栽の高さを奥へ行くほど低くして遠近感を強調しようと思います。
これは、空間が広いというか長く感じられることをねらいます。

生垣で空間のアウトラインがはっきりしたので、ぼんやりとしていた景色が引き締まった印象になりそうです。

この時点の模型でわかることは、砂利の敷き方が日本庭園寄りになっているのでリクエストに近づくように、もう少しライトな「和風」な庭へと検討を重ねていきます。

つづく。