REPORT
代官山 蔦屋書店
日々の寒さも和らぐひと時を感じることも増えてきました。
というより、花粉が気になりだしました。春が近いです。
各地で卒業製作展が開催されて、毎週力作ぞろいの展示を巡っています。建築はもちろん、絵画・グラフィック・彫刻・プロダクトなどなど見ていて飽きません。
そのひとつ、代官山ヒルサイドテラスでは、トウキョウ建築コレクションという全国修士設計・論文展が行われていました。プレゼンテーションも拝聴でき熱さが伝わってくる展示で、刺激を存分に享受できるというのもこういったイベントのいいところです。
足を向けたついでに、旧山手通り沿い昨年暮れにオープンの「蔦屋書店」に、初めて訪れました。
蔦屋「T」の文字をモチーフにした外観、ディテールで新しくてポップな建築なのかと写真を見て感じていましたが、訪れてみると実に品が良く、いつまでもいたい落ち着いた場所。
ヒルサイドテラスとの関係も違和感なく代官山の街並みに融け込んでいました。室内と外部との関係も程よくて心地がよく、背伸びをしなくても、ゆっくり時間を楽しめる場所です。
本と音楽が好きな方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。