REPORT

絶対値をもつ

お疲れ様です。アルバイトスタッフの舘野です。

先日只石さんが人間の目はまぬけだといいました。
それはどういことかと聞くと、人間の目は周りに見えているものとの比較で見ているものの大きさを把握している。
そのため測ってみると思ったより大きかったり、小さかったりする。
だから人間の目はまぬけなんだそうです。

だから只石さんは絶対値を自分の中にもっているそうです。
3000mmはこのくらい、100mmはこのくらいと感覚で長さを把握できる力を持っています。
この力は身の回りの寸法を測り、それを体感的にわかるようにすることで身につけたそうです。
だから艸の枕の事務所の壁などには幅や高さの寸法が書いてあります。
まぬけな目に惑わされないように只石さんは寸法の絶対値をもっています。

でもそんなまぬけな目に目をむけ、わざとスケールの錯覚を起こし、小さい部屋を大きな部屋に見せるという仕掛けを只石さんは思いつき、実践しています。
いまつくっている模型にもその仕掛けがあっておもしろい空間になっています。
これが実際にできたとき、すごいものが出来上がるんじゃないかと、とてもワクワクしながらつくっています。
完成が待ち遠しいです!