REPORT

ズ、ズレてました

お疲れさまです、チーフデザイナーの千葉です。

長崎・築町。
アーケードを一本入ると、ちょっと懐かしいような、だけど今っぽさも混じった「つきまち横丁」があります。
どこか昭和の名残とアジアの屋台感が交差する、ゆるくて奥行きのあるこの横丁に、
スナックCandy長崎の2号店がオープンすることになりました。

今日は、床にチェッカータイルを貼る日でした。
図面では、タイルの割り付けもバッチリ。
床の中心から均等に、市松模様が広がる予定だったんです、、、が。

貼り終わったタイミングで施工業者さんから送られてきた写真を見て、数秒間フリーズしました。

ズ、ズレてる……!!

いや、ズレてるというか、そもそも貼りはじめの基準が違う。
そしてそのままどんどん貼り進めた結果、
最終的に壁に対して変に角度のズレた並びになっていたんです。。。

原因は、床自体の角度が図面通りにできていなかったこと。
その“現場の床”を基準に貼ってしまったことで、
タイルのラインが図面のものとズレた状況に。
しかも、その時点で貼り終わり9割。
やり直しです。笑

今回の現場は遠方なので、
なかなか気軽に確認に行けず、
設計監理も遠隔+写真ベースで進める難しさを痛感しました。
初めて一緒に仕事をする業者さんということもあって、
事前の情報共有が甘かったところ、
そして私自身の確認不足もありました。
「現場が動き出したら、確認はこまめに!」
設計と現場のズレを埋めるには、やっぱり“早めの一声”が大事なんだなと
反省しつつ、身に染みた1日。
グランドオープンは4月25日。
あと少し、引き締め直して走り抜けます!

お疲れさまです!