REPORT

作品としての建築をつくる

お疲れ様です、フロントマネージャー佐藤です。

なんだか今月、うーーん、、、と言い続けていた只石。
毎日のように新しい本が届き(ほぼ洋書)、どんどんと机の周りに積み重なっていく資料。
その間にもいくつか他のプロジェクトのデザインを完成させているのに、なんだか浮かない様子でした。

ずっとPinterestで参考になる画像を探してはこの建物は何にワクワクするんだ、、??と考え、また探してを繰り返し。。
家の設計ではあるものの、このごろはデザインを思いついても口癖のように『これじゃ普通の家じゃん!』と言い続けていました。笑

つくりたいものは、えんとつ町の家。
機能を重視するだけでも、デザインを重視するだけでもなく、見ても住んでも楽しい家をつくろうとしています。

しかも家の様相でありながらもはやそれ自体が美術品や彫刻などの”作品”としての価値も持ち合わせているという建築になっていくようです。

そうして熟考に熟考を重ねてでてきたアイデアスケッチは、外からは何が何階なのか分からないような、本当に絵本から飛び出してきたかのような家で、中もちょっと今まで見たことないような、ずっと探検できそうな感じです。
実際にスタジオ内に実寸台で家の一部をマーキングしてみたのですが、ここに住んだら毎日外に出たくなくなりそうなくらい一気にワクワクしました!

イベント空間とは違ってここから完成までに1年ほどかかりそうですが、早く完成が見たいなと今からとても楽しみです!!

お疲れ様です。