REPORT

頓堀204号室エイジング

お疲れ様です、フロントマネージャー佐藤です。
先日、大阪の頓堀204号室をエイジングしてきました!

昨年完成した頓堀宿泊室は今回のお部屋の隣にあるのですが、部屋の雰囲気が全然違っています。204号室の方はベッドはひとつだけで、リビングダイニングの面積がほとんどなので、レンタルスペースのように使うのにも便利だなと思います!

今回は只石の運営する【ファンタジック空間デザインゼミ】の皆さんや、頓堀204号室クラウドファンディングのリターンとして小人数での作業を2日間したのち、1日仕上げ作業を。

壁のエイジングでは白い壁にペンキを吹き付けて、それを拭き取ることで汚していくのですが、只石がやり方を説明するときに
「なんか、面倒くさいな~~って感じでテキトーに拭いてね!綺麗に拭いちゃうと汚れないから!」というリクエストが。笑

また、ペンキの馴染みをよくするために壁にヤスリをかけていくときには、
「普段からよく触りそうなところを中心にかけていくといいかも!」と。

これが年月を感じさせるためのムラを作っていくポイントなんだとか。
それを聞いた参加者の皆さんは、

「この角のところは掃除機かけてるときにぶつけたりしそうだからちょっと黒くなってるかもね!」
「こことか子どもがいたら遊んでるときにいっぱい触りそう!」

と、自分の暮らしとその家の人たちの暮らしを照らし合わせて想像しながらつくっていっていたんです。

純粋にそこまで想像を膨らませて楽しそうに作業をしているみなさんを見て嬉しい気持ちになりました!
それと、例えばペンキで壁を汚していく作業は、えんとつ町の人たちはどんな風に掃除するかな、と想像しながら実際に汚れを拭き取っているので、まるでえんとつ町にある自分の家を掃除しているかのような風景にも思えました。

只石のつくる空間は、現実とファンタジーの境界を曖昧にした、まるでその世界に自分も生活しているかのような感覚になる空間なのですが、今回の作業中はその体験度がグッと濃いものだったのかもしれないなと思います。

まだ小物などエイジングをしてさらに思いついたことをプラスしていくようなので、本当の完成までお楽しみに。。!

(昨日は一日中、頓堀204号室に飾るための絵を制作していました、、、!)

お疲れ様です。