IDEA
本気の竜宮城
夏の入口、江ノ島。
江ノ島の入口、小田急線片瀬江ノ島駅。
まるで竜宮城そのもののような駅舎で、こんなポップで装飾性の高いデザインを、
現代の公共建築で建ててしまうというのがボクは痛快で大好きです。
しかもこの駅、少し前に改修されたばかりなんだけど、
現代でこんな感じの装飾的な建物やろうとすると、
いかにもといった感じのペラペラなハリボテ建築になりがちなのに、
この駅舎は過去のデザインを踏襲しつつ、さらに竜宮様式を追求して作ったという本気の建物。
ほんと楽しんでて痛快!
シャチホコなんかイルカだしね。笑
フザけててサイコーなんだよね。
建築のエラい先生が眉をひそめてそうだけど、
でもみんなが見たい江ノ島とか愛される建築って
こういうことなんじゃない?っていうのを
具現化しているようで刺さりました。
でも、どうしてこんなにも愛らしく感じちゃうのか。
その理由を探っていくと、
空間デザインにおけるある視覚的な仕掛けが一方で見えてきました。
今日のゼミでは、そのあたりを紐解いてみています。
建物を見てなんかいいなと感じたとき、
それを言葉にして深掘りしていくと、
思いがけず大切なデザインの本質に出会える気がします。
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