REPORT

つくる、執念

兵庫県・川西 たこ焼き『満天』のトゥクトゥク

お疲れ様です、フロントマネージャー佐藤です。
なんだか大きなプロジェクトも少しずつ音を立てて前進しているような今日この頃。

兵庫県・川西 で、たこ焼き『満天』の完成と同日に、実はトゥクトゥクもで完成していたんです!
1日で2つ完成する驚異!

そして今日はトゥクトゥクの制作から、なんとしてもイメージを現実にしていく凄みを感じた場面があったので書いていきたいと思います。

デザインの段階から、頭にある「こういうトゥクトゥクがえんとつ町っぽい」というものを制作で現実に生み出していくわけですが、当日制作し始めて初めてわかるバランスだったり、細かいパーツの色味があったりして、それを見つけては調整していくという形なんですよね。

例えば文字のバランス一つにしても、一番しっくり見えるように修正したり、ボタン状の留め具も、元々白だったものを、それだとただのパーツだからゴールドに塗装した方が全体の統一感が出て楽しくなりそう!とか。

車体にエンブレムみたいにロゴを入れたい!となったら、アクリル板の文字を印刷所で切り出して、1文字ずつ全部筆で塗装して、当日東京から川西に持ち込む。

そのアクリル板も思いついてから最短でできるところを探し当てたら24時間後には手元にあったので、順調に進められたものの、何時間も文字の塗装に時間を費やしていました。
本物のエンブレムのように縁はシルバーにしたい!と、いい感じのスプレーを調達して調整しながら、細かい味を出していく。

『どうしたらえんとつ町のイメージに近づくか』
『どうしたらもっとワクワクする乗り物になるか』

ずっとそのことを考えて、その場その場でいろんなアイデアを出しながら実験していく。最後までどうなるか分からないけど、完成すると絶対に当初の計画よりもワクワクするものになっています。

もう、本当に執念だな、と。でもそれを真剣に楽しそうにやっている。自分が一番ワクワクできるものをつくり続けています。それは自分だけでできるものだけではなくて、時には職人さんと相談しながら、方向転換をして要素を膨らませていく。

完成したトゥクトゥクは、乗っても楽しいし、細かいところまで眺めても楽しいものになっています!

早く川西に行きたいです!

お疲れ様です。